SNE Athletes

SNE Athletes blog

陸上競技クラブチーム"SNE Athletes"の公式ブログ

#8 神奈川県選手権5000mW 選手インタビュー

 
代表のきむらです。
 
6/23(土)に行われた神奈川県選手権に、弊チームより男女合わせて3名の選手が出場し、男女それぞれ1名ずつ、表彰台に上がることができました!!!
 
 
男子5000mW
2位 佐々木和暉 21'56"53
 
女子5000mW
3位 根本侑実 25'29"34
 
応援ありがとうございました。
今回は準優勝を果たした、佐々木選手のインタビューをお届けします。
 
 

f:id:sneathletes:20180628221035p:plain

 
-県選手権お疲れさまでした。準優勝おめでとうございます。本大会は佐々木選手の中でどういった位置付けだったのてしょうか?
 
佐々木 4ヵ月間レースから遠ざかっていたので、復帰戦として、また就職活動のストレスの捌け口としてのレースでした。
 
 
-レース展開についてお聞かせください。
 
佐々木 序盤はあまり速く入らず、自分のリズムを整えた上で先頭を追っていこうと思っていました。途中で警告が2枚出てしまったので、ペースを落とさざるを得なくなり、そこに関してはもったいなかったかなと思います。
 
 
-優勝した石川昌也選手(横浜高→東洋大3)は佐々木選手の高校の後輩ですね。彼についてはどういった印象を持っていますか?
 
佐々木 大舞台できっちり結果を出してくる、本当に勝負強い選手だと思っています。彼は後輩ですが、本当にいつもお手本にさせてもらっています。
 
-刺激になる存在ということですね。
 
佐々木 はい。
 
 
 
-話は少し変わります。昨シーズンは2月の日本選手権20kmが1:30'53, 3月の全日本競歩美大会は1:34'50と、いまいち決めきれなかったレースが多かったようですが、振り返ってみてどう思われますか?
 
佐々木 非常に情けない結果だと思います。目標の90分切りに遠く及ばず、特に能美は何しに行ったんだって感じですね。自分の甘さを痛感したレースでした。
 
 
-能美の敗因として、どのような点が挙げられますか?
 
佐々木 自分の調子を過信し過ぎていたことと、ケアが行き届いてなかったことですね。
 
 
-すでに大学生としてのラストシーズンに突入しています。今シーズンになって大切にしていることや、取り組みたいことは何ですか?
 
佐々木 単純に追い込むのではなく、余裕を持ってスピードを出せるように意識しています。今までは試合の長い距離に繋がらないようなスピードの出し方をしていたので、それについて考えを巡らせながら練習に取り組んでいます。
 
-最後に、次のレースとその意気込みをどうぞ。
 
佐々木 次の大きなレースは全日本50km競歩高畠大会となります。2回目の50kmです。就職活動でここまであまり練習できていませんが、夏場にしっかり歩き込み、少しでも上で戦えるように頑張ります。目標は宮島さん(NWS所属,フルタイム勤務選手)や木村さんのように、誰かを感動させられる歩きをすることです。
 
-ありがとうございました。頑張ってください。

f:id:sneathletes:20180628222007j:plain

佐々木和暉-横浜高-早大同好会-SNE Athletes 高校時代は南関東大会出場。早稲田大学には一般入試で入学し、今年度よりSNE Athletesに加盟。レースに向けてのコンディショニングがこれからの課題となる。

 

彼はまだ試行錯誤を続けている段階ですが、徐々に良い方向へ向かっています。

昨年途中棄権してしまった日本選手権50km競歩輪島大会の雪辱を晴らせるか、期待がかかります。

 

50km競歩ではいかに自分のコンディションを把握できるかが重要になります。

自分の動きに対する深い理解と、身体の状態を鑑みてトレーニングを積み重ねていく意思,一線を超えそうになったら練習をストップできる勇気などがそれです。

 

 

佐々木選手のこれからにご期待ください。